カンボジア経済発展と格差
内戦が終結してから、カンボジアの発展は著しいです。2001年から2010年に掛け平均約8%と経済成長率は高く、ASEANの議長国も務めるほどの国家なりました。しかし、この急速な経済発展に便乗し、豊かになっている地域、民族はほんの一部でしかないとも言われています。
当社も首都プノンペンを中心に調査を行う中で、人口100万人以上を誇るこの大都市の近年の発展には驚かされますが、少し田舎の地域に立ち寄ると、数年前から何も変わっていない人々の暮らしを目の当たりにします。カンボジアで調査を行う中で感じる経済発展と格差について当社独自の視点でお話したいと思います。