調査事例:シアヌークビルでの企業調査|カンボジアでの探偵調査

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シアヌークビルでの企業調査

今回は日本に住む40代会社社長からのご依頼です。

首都プノンペンより南西200キロに位置するカンボジア有数のビーチタウン、シアヌークビルに進出を考えているという方でした。カンボジアへの進出は初めてで、今回現地の企業と共同で会社を経営していく事になったのですが、連絡を取り合っている中で徐々に現地の会社に違和感を感じ始めてきたとのこと。

その会社と本当に取引を行って大丈夫なのかという内容でした。日本人には馴染みの薄いシアヌークビルという街も、実は欧米人には大変人気で、東南アジアでも有数のリゾートビーチです。

近年は観光産業もカンボジア全体で活性化している為、このようにカンボジア全体で進出を目論見、企業関連の調査依頼をしてくる方も増えています。

現地の調査団と連携し、シアヌークビルで調査

取引を行う予定の現地の会社にはホームページが存在し、会社設立資金や年間予算、会社の活動概要や社長のプロフィールなども記載されていましたが、果たしてこれらが真実なのか、そして現在の業績はどうなのか、現地に渡って調べることにしました。

カンボジアも近年セキュリティ技術は上がっていますが、当社は合法的に現地の調査団と連携を行う事で情報収集することを可能としています。

調査結果

調査を行った結果、この会社は昨年から経営が傾いており、社長が資金繰りをし、借金が膨らんでいるという事実が明らかになりました。

そこに丁度今回のように日系企業が進出してくるという話に乗り、借金をどうにか都合して貰う目的があったことも十分考えられ、その旨をご依頼者様に伝えました。

ご依頼者様はご納得された様子で、現在は共同経営の話は白紙に戻され、この会社が単体でカンボジア現地に進出を図るために、準備が整えられているようです。

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