カンボジアの近代歴史
カンボジアは1863年と84年の2度の条約締結により、古くはフランスの植民地とされてきました。フランスはカンボジアの植民地支配を間接統治の形として、ベトナム人を使ってカンボジアの支配をしました。
このとき、カンボジア人に対してベトナム人はあらゆる面で強く当たった為、カンボジア人は今でもベトナム人に対して強い反感を持つ人が数多く存在しています。
1945年の3月、インドシナに進駐していた日本軍の手により、フランスの支配も一度は終わりを迎えるものの、日本の降伏により再びフランスの支配がはじまりました。シアヌークの独裁体制が始まった、事実上の完全独立は1953年の11月9日の事です。